Q 国税庁の確定申告書作成コーナーで「収入が給与1か所のみ(年末調整済)の方」から入って住宅ローン控除の還付申告書を作成しましたが、雑所得(売電収入)の入力を漏らしてしまいました。
もう一度、「左記に該当しない方」から入って全部作成し直さなくていけませんか?
A 申告書作成コーナー最後のページの終了ボタンをクリックすると、これまでに入力したデータは全てクリアされてTOP画面へ戻りますが、まだ、そこまで行っていないのであれば、これまで入力したデータは全て残っていますから、「給与所得」の入力まで戻って必要事項を追加で入力すれば、入力済みのデータを活かしたまま作成することができます。
仮に終了ボタンをクリックした後でも、入力データをパソコンに保存していれば、データを取り込んで再開することができます。
作成の途中であれば、取りあえず、作成中のページまで入力を終え、「入力終了(次へ)」ボタンをクリックすれば入力したデータは活きていますから、「戻る」ボタンで「給与所得」まで戻ります。
ここでは、住所・氏名入力ページから戻って追加入力する方法を説明します。
売電収入の例を挙げていますが、他の所得や控除も同じように追加入力することができます。
住所・氏名入力ページの上部にあるフローの中から、「申告書等の作成」⇒「給与所得」を選択します。
各ページの下にある「戻る」ボタンで一つ一つ戻っても大丈夫です。
源泉徴収票の入力ページが表示されます。
シートの下にある「この画面で入力できない所得や控除がある方はこちら」ボタンをクリックします。
次の画面の下にある 「上記以外の所得や控除を入力する(次へ)>」ボタンをクリックします。
「申告書の作成をはじめる前に」のページが表示されますから、「入力終了(次へ)」ボタンをクリックします。
「収入金額・所得金額入力」画面が表示されますから、①給与所得の「訂正・内容確認」ボタンをクリックします。
源泉徴収票の入力ページが表示されますから、源泉徴収票のデータを入力し直します。
当初入力した時より、入力すべき項目が多くなっていますので入力漏れがないよう注意します。
入力した項目によって、配偶者や扶養家族などの詳細を入力するページへ進みますから必要事項を入力します。
一通り入力が終わったら、「収入金額・所得金額入力」画面で②「雑所得(その他)」の「入力する」ボタンをクリックします。
売電収入のデータを入力します。
「収入金額・所得金額入力」のページと「所得控除入力」のページでデータが訂正されたことを確認します。
後は、普通の確認・印刷作業となります。
もし、申告書を送信した後なら、確定申告期限内(通常3月15日)であれば、訂正後のデータを送信すれば訂正申告として扱われます。(ただし、管轄の税務署へ一報を入れた方がいいでしょう。)
印刷した申告書を提出済みなら、訂正後の申告書の標題に赤文字で「訂正申告」と記載して提出します。
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